29歳と10ヶ月。あと2ヶ月で20代が終わる。
そんな2007年の暖冬。乳がんの告知を受けた。

今後どうなるのか、とても不安で仕方ない。
だから自分のため、これを読む誰かのために、私が日々思い
考えることを記録し、経験として綴っていきたい。

これからも穏やかに笑ってすごしたいから、少しずつでも前を向いて生きていきたい。


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029/むかついた
昨日、1日友達と一緒にいた。

相当歩いたし、楽しく笑ってショッピングもした。
久しぶりに、そんな風に過ごしていたから、
心地よい疲れ方ができて、うれしかった。

家に帰ったら、その友達から電話がかかってきた。

内容は、とても最低な言葉だった。
そんな性格じゃないけど、ずっと根に持ってしまいそうな事。

今日言おうと思ってたんだけど、電話でごめん。と言われた。

前から、私に隠し事をしていた。
そしてそれは言われなかったら、私も知らないし、
傷付かない事だったのに、彼女は電話をかけてきてまで言った。

結局、隠し事をしている苦しさに耐えられなかったんだ。

そして、それをばらされたこっちは、
すごい傷付く事に気がついていない。

言われなかったら知らなかった。

本当に腹が立って、むかついた。むかっ
隠すなら、隠しとおせ!!
そして、その行為に傷付いた事が悲しくて、泣いた。
目がパンパンにはれるほど泣いた。悲しい

今、体も心も弱っている時に、なんでそんなことを言うの??パンチパンチ怒り

むかつくし悲しいし。
それを、とてもよく分かってくれてる友達だけに、
本当に最低な気分だった。

隠し事してるの辛いからって、
正直に言おうと思うっていう考えは、
自分が楽になりたいだけだと思う。
それで、誰かを傷つけていいとは、思わない。

はっきりいって、大嫌いになってしまいそうだ。
でも、そう思う事もイヤだ。

1人でずっと居ると頭の中が、その辛い思いで占領される。

くそーーーーっっ!!!!もぉーーーーーーーーーーっっ!!!
このやろーーーーー!!!!キィーーーーーッッ!!怒り

まじで頭くるっっ!!!腹が立つ!!!
怒りマーク怒り怒りマーク怒り怒りマーク怒り怒りマーク

今は、心身ともにおだやかに生活しなくちゃいけないのに、
こんなにも治まらない腹の虫は、どーしたらいいんだぁ!!

あーもういやだ。しょんぼり
028/カツラの初出動
ずっと抜け続けてる髪の毛、
すでに帽子がないかぎり、自毛ではちょっときつい。


そんな時、友達から合コンのお誘いがあった。


あまり得意ではない、合コン。しかもこんな頭。。

本当は人が好きで、男女関係なく、
たくさんの人と出会って話すのが好きな私。

だけど最近、人をなんとなく避けている自分がいて、
ちょっと気持ちもふさぎ気味。

こんな時だからこそ、そういう所にも顔をだそうと、
気持ちを振るいたたせ、良い人が居るかも・・と
少しの希望を持って準備をしていた。

が、帽子・・

帽子・・・うぅぅ。

私は昔から、帽子好き。

だけど、かぶりたい時にかぶるから、大好きな帽子。


でも最近は、ハゲ隠しのためにかぶっていて、あんまり楽しくない。
今日もかぶったけど、髪が少ないから、ほんと悲惨だ。
つけ毛をしてかぶったけど、いまいちもたつくし、不自然。うぅぅ・・
しょんぼり

カツラもあるけど、極力かぶりなくない。
自分の病人度が増すような気がしてるから。
でも帽子では、全然気分が上がらない自分がいる。


・・・仕方ない。


化粧をして
部屋のすみに置いてあるカツラに手をのばし、かぶってみる。

ネットをかぶって、残っている襟足は、出しっぱなしにした。
手ぐしで、とかす。
何かどこぞのおかんみたいだ。びっくり
さらに、手ぐしでいろいろ調整する。格闘すること数分。


と、最近ボリュームの無かった頭に、良い感じに若さが戻ってきた。

さっきまでの、決まらない化粧も普通に見える。

だけど問題は、カツラだって事が分かる恐怖。
ばれてしまった時、どうしたらいいの?って不安。

気になってるのは、他人からどう見えるのか。これに限る。

だけど、いつかどこかでカツラをかぶって外へ行かなくては行けない。

よしっ!今日がカツラデビューの日だ。

そう決めた。

そして、一応帽子を持って、装着したまま外出した。

そうすると、すれ違う人全員の視線が気になる。
駅のトイレには鏡を見る為に入り、電車でも窓に写る自分ばかり見る。
そしてまた駅につき、鏡を見る。

そして、待ち合わせ。
連絡を待つあいだに、持っていた帽子をかぶってしまった。あせあせ

だけど一通り顔を合わせ、お店にいったとき、
トイレに行って、帽子をとった。
念入りに自然に見えるようにしてから、何気なく席に戻った。

座って話したとき、友達の視線がちらっと頭に移った時には
ちょっとどうしようかと思ったけど、もう仕方ない。
堂々と、でも髪をチラチラ触りながら、会話もしつつ。

だけど頭の事で、頭がいっぱいになった。

そして、みんな気付いているのかいないのか、
ヅラの話しやら、美容室の話をしていて、かなりどうしようかと思った。

でも、そんな事を話すぐらいだから、たぶん自然に見えてるのかも。


そう思いながら、時間は過ぎた。


楽しい飲み会だったし、
私にとっては、大きな一歩を踏み出せた日だった。嬉しい

今の私には、カツラで人に会う行為は、
本当に勇気がいる事だけど、少しずつ慣れていけたらいいな。
026/日常
会社を辞め、プー太郎になってからというもの、
あれほどやりたかった事があったはずなのに、
ヒマすぎる毎日を送っている。


時間や、やりたい事があっても、
大きな行動や、出費ができない最近のこの状況。

もともと、ジッとしていられない性質。

そして、一人暮らしなだけに、
誰とも会わなかったり、話さなかったりする日が多くなると、
孤独になったり、悲しくなったり、ひどい精神状態になる。悲しい


だからここ数カ月は、何かにハマり何かを常に作っていた。

家具。カーテン。アクセサリー。お惣菜。

そして、作り終えてやる事がないと、
自転車で走り回ったり、散歩、ウィンドーショッピング。
映画に読書。

・・・治療中の人たちは、一体どうやって過ごしてるんだろう。


ふと疑問に思う。


たぶん、私は相当アクティブだ。
多少、体がしんどくても、遊ぶ心に負けてしまう。

だけど、無理して動く事は、今はダメなのかもしれない。しょんぼり


そんな事を思いながら、今日は本屋に立ち寄った。
誰とも話さなかった一日。何だかさみしいな。。

ぼーっと棚を見ていたら、鈴木ヒロミツさんの
「余命三ヶ月のラブレター」という本が目に入った。読書

そういえばこの人、最近亡くなったんだった。

そう思って本を開き、立ち読みしたまま泣いてしまった。

「皆さま、どうか楽しむために生きてください」と最後に書いてあった。

死を前にした人が、そう書いた。
本当にそれを伝えたいんだって、伝わってきた。



私はまだ笑う事もできるし、楽しめる時間もある。
時間があるってことは色んな可能性だって、たくさんある。
何か、とっても落ち込んだり、悲しかったりもするけど・・
そうだよなぁ、そういうことだよなぁって。

帰り道も泣きながら帰ってきてしまったけど、そう思えた夜だった。