29歳と10ヶ月。あと2ヶ月で20代が終わる。
そんな2007年の暖冬。乳がんの告知を受けた。

今後どうなるのか、とても不安で仕方ない。
だから自分のため、これを読む誰かのために、私が日々思い
考えることを記録し、経験として綴っていきたい。

これからも穏やかに笑ってすごしたいから、少しずつでも前を向いて生きていきたい。


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049/心とか気持ちとか

 ずいぶん久しぶりの更新だ。


知らない間に、迷惑な書き込みが増えてて
削除するのに手間取ってしまった。
こんなサイトにまで、そんなことをする人の神経が分からないや。




まぁ、なんていうか、
ここは私の心の声をぽつりとつぶやく場所。

だけど辛ければやり場のない気持ちを綴り
ネットでは少しでも心の痛みを緩和しようと、必死になる。



2009年の始まり、約3ヶ月ほど私は鬱状態だった。


生活するだけで精一杯。ただただ毎日泣いていた
 
仕事場でも、電車の中でも、
ぽろぽろ流れる涙を、止めることさえできなかった。


体重も一気に落ちて、誰かと会うたびに
「なんかすっごい痩せたけど・・?」って言われる。
悲しいぐらい頬も痩けてしまった。。

理由はよく分からない。


周囲の人へ八つ当たりしちゃいけない。
泣いちゃだめ、しっかり笑って生活しなくちゃ

ずっとそう思いながら生活してた。


だけどその思いとは裏腹に、思うように生活できない辛さと
今後の不安が心を一気に占領して、
生活する気力がなくなってしまった。



わがまま言ったり、誰かを困らせたり・・
だけど、そんなことが病気だからと通用するはずもなく、
それをぶつけられないイライラと、もどかしさで
心がちょっとだけ、イヤな女の子になってしまった



だけどこないだ、ふとある思いが、頭をよぎって
心から反省した


例えば、大切な家族や友達や彼氏が、ガンという告知を受けて
自分が、手術や治療経過を見守らなくてはいけない立場だったら、
私は、それに耐えられないかもしれない。



愛しい人のそんな姿を見るのは、辛すぎるから。


病気になったという事実、
今後の不安を感じる事はとても苦しい事だけど、


周りの誰かじゃなくてよかった。


辛いけど、私でよかったのかもしれない。
今だけはそう思う。

今は元気な私だからかもしれない。


でも、そう思えたら、やっと少し落ち着いてきた。


見守る側の辛さを思ったら、周囲の人へ優しくなれた