29歳と10ヶ月。あと2ヶ月で20代が終わる。
そんな2007年の暖冬。乳がんの告知を受けた。

今後どうなるのか、とても不安で仕方ない。
だから自分のため、これを読む誰かのために、私が日々思い
考えることを記録し、経験として綴っていきたい。

これからも穏やかに笑ってすごしたいから、少しずつでも前を向いて生きていきたい。


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048/1年経った今
あと2週間もすれば、すべての治療が終わり1年になる。女

自分はたぶん、結構楽しく生活している方だと、心底思っていたこの一年。


だけど、このひと月ほど、精神的に参っている。

誰かといれば、わりと普通の状態で笑ってられる。
ただ、一人で居るときに、自分を支えきれないときがある。


通勤中、仕事中、ところ構わず涙がポロポロと流れてくる。しょんぼり

そうなると、すべての事がどうしようもなく辛くなって、
その悲しみのような怒りのような感情が収まらない。悲しい


愚痴にならないような、ただただ不満をもらすだけで
毎日が過ぎて行って、友達の話しさえうまく聞く事ができず、
少し厳しい事を言われると、また涙をこらえる。

その繰り返し。。。

彼氏に至っては、どうしようもない事を並べワガママを言い続け、
会うたび話すたびに、泣く事しかできないようになった。


どうしちゃったんだろう。。あせあせ

冷や汗 こんなんじゃ、誰も周りに居なくなっちゃうよ。。

そう思いつつも、何でだれも分かってくれないの!?怒り
そんな思いで苛立も大きくなっていった。


焦りや、怒りや不安や、
心が何かイヤなモノに支配されて、頭もぐーっと重くなる。
ただ一瞬解放されるような感覚になったり。


そのループにハマりすぎ、前にも後ろにも横にも動けなくなった。
毎日が辛くて、日々苦しかった。
助けてほしかった。


今も抜け出せてはいない気がする。


ただ、ある友達にはっきりと、
話しは回り続けてるし、考えもまとまってないし、
自分でもよく分かってないんだよ。と言われた。

医療関係者の彼女は、私をうつ状態と言った。


病気が分かって、それに伴う治療をして、
無意識のうちに、溜め込んだストレスの大きさは計り知れないよね。って言った。


それを言われたとたん、
ああ私は誰かに、頑張ってるって言ってほしかったんだって、そう思った。聞き耳を立てる


この1年、仕事も遊びも無理をして来たのかもしれない。
病気を見たくないって、目をそらした結果かもしれない。


色々大切にしてきたつもりが、まったくそうじゃなかったのかな。。


周囲の人への思いや、自分の事、もう一度見直してみよう。


しばらく、何もしなくていい自分をゆるしてあげようと思う。

植物