1年ぶりに美容室に行った。
情けなく伸びた髪の毛が、収集つかないようになってたから、
はずかしいけど、勇気を出して行ってきた。
ちょっとまだ早いのは分かってたけど
結果、ベリーショートウルフという髪型で、
赤ベースのカラーリングもしてもらった。
こんな短い毛、自分自身、なりたくてなった訳じゃ無いけど
美容師さんには、わりと好評だった。
でも、ちょっとアーティスティック・・
そして、モンチッチ・・
その夜、カツラを知らない先輩のところへ行って頭を披露したら、
「ずいぶん、思いきって切ったんだね・・」と
似合うとか、似合わないとか、何のコメントもない
・・あれ。。やばい??
不安を感じた私は、ヘアメイクをしている友達に写メを送ってみた。
すると、あと2か月だねー。と返事..
やっぱり早まったかっっっ!私!!
でも、もう何か開き直って、突き進んでしまう事にした。
新しくできた彼氏に、披露したのだ。
病気の事は、その後なんとか伝えた。
色々考えて、感じてくれて、私以上に辛く悲しかったみたいだった。
私の前では、きちんと受け止めてくれてたけど、
その日は人目をはばからず、号泣しながら帰った事をあとから聞いた。
だけどその時、言ってしまえば良かったカツラの事を言えず、
それが自分の心の負担になってた。
軽く言ってしまえばいいのに。と友達は言うけど、
そこは乙女心なのか、私の性格なのか、
そんなに簡単なことじゃなく、私には言えなかったのだ。
でも、それすらもう嫌になって、
いきなりモンチッチな私で会った。
彼は驚きまくり、なんでこんなに切ってしまったの??と
かなり驚いてたけど、また伸びるのを待つね。と笑ってた。
切ったんじゃなくて、伸びたんですよっ・・・と言いたかったけど、
言葉をグッとのみこんだ。
病気の事や、心の不安、胸の傷も、髪の毛も、
きちんと受け入れてくれた彼を、大切にしていかないとなぁと思った。
いろんな不安もあるけど、これからゆっくり楽しく生活して行きたいな。