乳がん告知から、ちょうど6ヶ月目。
抗がん剤の6クールがやっと終わった。
やっと副作用からも立ち直りかけている。
最後の1回が、一番きつかった。
夏バテも手伝ってか、点滴を受けたのが朝だったせいか、
24時間、吐きまくっていた。人じゃないみたいだった。
水を飲んでも、氷をたべても、食べ物を連想するだけでも吐いた。
獣のような嗚咽をあげ、息も出来ないほど苦しかった。
・・・長かった。でも、でも私、ほんとに頑張った!!!!
やっと1種類目が終わったばっかりで、
今度は脱毛という、悲しい現実が待っている。
いくら覚悟が出来ててるといったって、髪の毛が無くなったら、悲しいに決まってる。
覚悟なんて言葉ばっかりで、本当は何も覚悟なんて出来てないんだ。
なんで、こう畳み掛けるように、辛い事の連続なのかな。
治療って、本当にしんどい。
だけど、私が苦しいだけ、悪い細胞も苦しんでるって
そう思ったら、少しだけ気分はマシになるかもしれないや。
こんちくしょーーーーー!!
だけど今は、それよりも苦しみぬいたこの半年に、
やっと終わりが来たことを、本当に嬉しく思う。
と同時に、もし再発したら、私は同じ治療を望むだろうか、
それとももう、あきらめてしまうのだろうか、
そんな事を考えてしまう自分がいた。
告知、手術、治療、とがん患者はそれだけでも、日々マイってるのに、
それでも今後の不安を突きつけられる。
どの病気も同じだし、人はいつどうなるか分からないといえば、それまでだけど。。
それでも、少しでも笑っていたいから、
そうやって生活できるように努力しようと、無理したりもする。
結果、同じだったらやっぱりそうして生きていた方が、絶対いいから。
まだまだ続く治療、そして今後待ち受ける、つらい事。
たくさんあるけど、すべて過去になるまで、私は踏ん張って
今、自分がすべきことをする。
だって私は、どう考えたって、もっと生きていたいから。
まだまだ、沢山やりたいこともあるんだから。