電車が、やっと最寄り駅に着いた。
ほっとして降りた瞬間、同じ駅に住む上司の姿があった。
先ほど早退させてもらった手前、何となく声をかけた。
驚いた様子で、どしたの?とたずねられた。
「何か・・悪性の腫瘍があって、手術らしいです」
階段を下りながら、さらりとつぶやいた。
辛い顔を見せたくなかった。
「・・・え?・・それは・・まずいなぁ」
あっけなく改札が近づき、わかれた。
結果、一番先に結果を知らせたのは、上司ということになる。
駅の明かりから逃れた瞬間、涙が止まらなくなった。
周囲も気にせず、泣きながら歩いた。
そして母からの着信。。もしもし・・
「あのね・・がんだって言われたよ・・」
「・・・がんですって?・・ねぇ、その病院は大丈夫なの?」
信じたくない時、人はまず医者を疑うんだ。
耐え難い辛さで、夜道で泣きまくっている娘を
「大丈夫よ。今は医療も発達してるから、きっと大丈夫」
と、母は泣きながらも、気丈に励ました。
その後、友達にも電話し、事実を伝えた。
初めて、絶句というのを目の当たりにした。
友達は、一緒に泣いてくれた。
「私も付いてるから。ね、だからちゃんと治していこう」
そう言ってくれた。
電話を切った。
"今になって心配でたまらない。大丈夫なのか"
と、さっきわかれた上司からメールが入ってきた。
3人だけに伝えた夜だったけど、
私は、自分の置かれている状況に感謝した。
本当に、良い人に巡り会っていたんだと。
「乳がん」で検索してたどり着きました。
私も現在29歳(夏には30)で、乳がんと闘ってます。
実際しこりに気づいてたのはちょうど1年前で、病院行って告知されたのは10月始め。
今は術前化学療法中でもうすぐ半年!で、あと1ヶ月程で手術の予定です。
全然早期でもないし、むしろ悪い方なんですが、前向きに頑張ってますよ☆
告知された時もショック受けなかったし、抗がん剤治療も思ったほど辛いとは感じないし、普段も普通に友達と遊び行ったりしてるくらい元気です(*^_^*)
同じ歳だということで、何か他人事とは思えなかったので書き込みしました。 またちょこちょこブログ拝見させていただきますね。
はじめまして。
同い年の方に、書き込んでいただけるなんて、とてもうれしいです。
術前ということは、少ししこりを小さくしているんですよね。
夏さんは、手術がこれから、
私は抗がん剤がこれから、逆ですね。笑
すでに、副作用に今からビビっていますが。。
私も笑顔を忘れずに、前向きに治療していきたいです。
手術うまくいくことを願っています。
また、来てくださいね!