29歳と10ヶ月。あと2ヶ月で20代が終わる。
そんな2007年の暖冬。乳がんの告知を受けた。

今後どうなるのか、とても不安で仕方ない。
だから自分のため、これを読む誰かのために、私が日々思い
考えることを記録し、経験として綴っていきたい。

これからも穏やかに笑ってすごしたいから、少しずつでも前を向いて生きていきたい。


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003/初診
気になることがあると、ジッとしていられない。
胸にあるしこりに気が付いたあとは、
1日が長い。とっても長い。

長い長い5日間を過ごし、朝一の診察を受けるため、
会社に行くよりもちゃんと家を出た。

職業柄、少しだけ朝が遅い。
満員電車 電車 には、不慣れで、駅に着く頃にはすでにグッタリ。。
こんなにヘビーな朝を、みんな過ごしているなんて・・
それだけで、このギュウギュウの電車に乗る人々が偉い人に見えた。

しかし、そうも言ってられない。
サクサク歩いて、目的の病院へ病院
「乳腺外科」初体験。いざ!

さすが朝一、空いている。
ほとんど待たずに、名前を呼ばれ、診察室に入る。
かわいい女の先生が、ちょこんと座っていた。
「はい、では服を脱いで」
恥ずかしいなぁ何か。と思いつつ先生の前で服を脱ぐ。

私の胸と先生の顔が、初のご対面。

マッサージ師の様に、私の胸を触りまくる。
「うーん・・あるわね。確かに・・」
つぶやきつつ、次なる検査。
冷たいジェルを胸に落とし、超音波をあてる。
左は問題ないらしい。
右に移り、機械をすべらせた瞬間、
真っ黒な影が映し出された。

「・・・これ何かやばそう。。」
素人目でも、明らかに悪いモノが映っているように見えた。
ふむふむ。とサイズを測り、念入りに周りを見る。
「ちょっとヒョウタンみたいな形をしてるわね。うーん・・」

そんな事を言いつつ、注射を持ち出してきた。
「ちょっと組織の検査しましょうね」
と、太っとい針を、ぐさっと私の右胸ちゃんに刺した。
超音波の画面を見ながら、ぐいぐいと針が進むのがわかる。

ちょっと痛いんですけど。。冷や汗と思いつつ、
あっという間に終了。
「じゃあ、次は胸のレントゲン撮りますので、あとは受付で」

あっさりと色々が終了。
言われるまま受付で次の予約をとった。

気分はかなり最悪な感じ。この時、いい予感が全く無かった。
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